お客様に聞きました!Vo1:米農家・宮本さん私は「花かつおだしパック」を使ってます

「福島鰹さんのだしは『食のプロも認める本物のだし』なんです」
だしナビ運営会社の福島鰹は長年にわたり、飲食店様への卸売を主軸とし、自社配送にて商品をお届けしてまいりました。
しかしながら、コロナ禍においては、飲食店の休業や営業時間短縮の影響を受け、一般消費者様向けの事業や通販事業へも注力する運びとなりました。
これまで、直接お客様と接する機会が少なかったため、よりリアルなお客様の声を聞き、より一層満足度の高い商品・サービスを提供したいと考えております。
だしナビでは実際に以下のメールの内容で直接お客様インタビューを実施させていただいております。

今回は岐阜県恵那市で米農家を営んでいる宮本さんに、福島鰹の商品の感想をくわしく聞きました。
ご使用いただいている商品
宮本さんについて

岐阜県にある宮本さんの水田の風景
宮本さん(61歳)は三人家族です。大阪府出身で、大学卒業後、東京で26年間、園芸会社で花の生産から販売まで携わっていました。
5年前に奥さんのご実家である岐阜県恵那市に移り住み、山間地域にある水田で米農家をしています。
宮本さんの趣味は「料理」で、現在は、毎日だしを使って、おいしい食事で家族の健康を支えています。
——「東京ではまったく料理をしたことがなかったんです」

料理はいつからつくるようになりましたか?
岐阜に越してきてからですね。実は東京ではまったく料理をしたことがなかったんです。
いまでは料理をつくる楽しさに目覚めて、毎日つくり続けています。


東京から岐阜に引っ越して、食生活はどのように変わりましたか?
東京では仕事が忙しくて、インスタント食品を食べ続けることもありました。不健康な食生活を見直そうと決意したのは、岐阜で受けた健康診断です。医者から酒の飲みすぎで肝臓が悪い、糖尿病だ、と言われて……これはあかんなと、さすがに危機感を覚えました。
当時は体重も今より10㎏以上も重かったんです。引っ越して職も変わったから、この機会に米の作り手として、体にいいものを食べたいと思って。和食の基本であるだしから見直そうと思いました。

——「食べ物を見直して、だしのおいしさに目覚めました」

だしを見直すために、まず何をしましたか?
だしの勉強会に参加しましたね。そのあと、料理に無添加のだしを使ってみたのですが、はじめは味が薄く感じました。でも体に優しい食材や、栄養バランスの取れた食事を取るように心がけたら、味覚が戻ってきたんです。
だしに使われている昆布と鰹節の違いや、だしの濃さの微妙な違いを楽しめるようになりました。


「だしの美味しさ」に目覚められたんですね。
そうなんです!
それでもっと、おいしいだしを使いたい、と考えて、全国を周って無添加のだしを見つけては、料理に使ってみたんです。でも「酵母エキス(※)」が入っていると、だしの素材だけではない、つくりもののような味がするんですよ。
大手会社のだしパックも使ってみたのですが、味がついていたのがだめで……。なかなかいいだしに出会えませんでした。
(※)酵母エキスとは、うま味を出すために人工的に作られた調味料。化学調味料に分類されていないので、化学調味料無添加と謳えてしまうことができる。

——京都の老舗料理屋も使う福島鰹のだしとの出会い

だしを求めて全国を周られたんですね! どこで福島鰹を知ったのですか?
京都にある老舗割烹料理屋「余志屋」さんです。
3年前、食事で訪れたことがきっかけですね。お店で出された料理は、素材の持ち味が生かされていて、使われているだしも体にスッとなじんで、とてもうまかった。仕事で京都を訪れるときは、そこでの食事が楽しみで欠かさず足を運んでいました。
何回か通って顔見知りになってきたときに、女将さんから「このだしを料理に使こうてるんやけど、宮本さん、1回料理に使って食べてみて~」と声をかけられたんです。
手渡しでいただいたのが、福島鰹さんの「ふしのだし」でした。


福島鰹のだしを使おうと思った理由は何ですか?
お店の大将の目利きと腕前は確かで、いつもお客さん一人ひとりの好みに合った一品を出してくれる。だから、おすすめされた商品にまず間違いはない、と信頼していました。
それに福島鰹さんは「京都で100年の歴史がある」だしメーカーさんですから、だしの品質も確かなものだろうと思えました。

——家族も喜ぶ、本物の「無添加」のだし

福島鰹の「ふしのだし」を使ってみてどうでしたか?
「無添加」なところがおすすめですね。
添加物を一切使用していないので、体にもいいんです。食べてみたら、京都の食文化に合った、素材の持ち味を最大限に引き出す、繊細な味わいでした。
だしは料理の縁の下の力持ちですから、素材の味を邪魔しないという点は大事ですよね。


ご家族の反応はどうでしたか?
うちの奥さんは、東京で料理雑誌の編集者をやってたんですよ。
どんな反応をするのかな、とドキドキしながら料理を出したら、「おいしい!どこのだしを使ってるの!?」と味の違いにびっくりしていました。

——「だしは毎日使っています」

現在はどの商品を使われていますか?
「花かつおだしパック」を買ってます。
鍋にだしパックを1個、ポンと入れて、だしを取ってます。取っただしはじゅうぶん味が出ているので、2Lの麦茶ポットに入れてそのままストレートで使います。料理によっては、昆布で味を調整することもありますね。
どんな料理にも合うので、2日くらいでなくなります。ですから、私にとっては業務用の方がコストパフォーマンスがいいんです。


だしを取ることは手間ではないですか?
うちは夫婦で役割分担をしています。奥さんがだしをとって、私が料理する係ですね。奥さんから、だしを取るのが手間だと言われたことは一度もないです。
宮本家では習慣ですし、パックになってるので、濾す手間が軽減されて手軽に使えます。



だしを取るのはどれくらいかかりますか?
25分くらいですねー。ですからそんなに時間もかからないですよ。

——「料理のジャンルを問わずなんでも使います! 」

おすすめのだしの使い方はありますか?
味噌汁、おひたし、中華、ベトナム料理のフォー(麺料理)……料理のジャンル問わずなんでも使いたくなりますね。福島鰹さんのだしは癖がないので、塩で味を調整したらそのまま使えるんですよ。どれも上品でやさしい味わいになります。
変わった使い方ですが、私はお好み焼きの生地にだしを練りこんでます。旨味が出ておいしくなるのでおすすめです。



他にも使っている商品はありますか?
「味わいつゆ」です。ちょっと煮物のときに足したり、中華に入れたり、使い勝手が良くて、なんでも使えますね。うま味調味料や保存料も使用していないから、花かつおでとったおだしに「味わいつゆ」をちょろっと垂らすと、
味がぐっとひきたちます。
これもいろいろな料理に使えるので、業務用の1本1.8Lを買っても1カ月くらいであっという間になくなります。商品は定期的に福島鰹のオンラインショップだしナビで購入します。


今後、使ってみたい商品はありますか?
——「手を抜かないからこそ、おいしいものができるんです」

お米農家の宮本さんから見た福島鰹のだしのいいところを教えてください。
一番いいところは、手を抜かずに素材と真面目に向き合って、だしをつくり続けておられるところです。
米をつくるときも同じなんですよ。たとえば、水田に雑草が生えたり、稲が病気になったりしたときに、農薬を撒いたら農家は楽です。でも、安全でおいしい米をお客さんに提供したいじゃないですか。だから、農薬に頼らず「手を抜かない」ことを大事にしたいと思っています。
福島鰹さんのだしは、正直ちょっと値段がお高めです。それでも、料理に使いたいと思える理由があります。それは、定期的に昆布の生産者さんのところに顔をだしたり、だしを完成させるまでに4か月以上の時間をかけたり、「手間暇かけてでも、おいしいものを提供したい」という情熱が伝わってくるからなんですよね。そこから「本物」の味が生まれてくるのだと思います。
これからも福島鰹さんには「本物のだしの味」を追及してほしいです。

——「プロも認める本物のだしを味わってほしいです」

最後に、いま福島鰹の商品の購入を検討されてる人へメッセージをお願いします。
福島鰹さんのだしは、飲食店など「食のプロに選ばれた商品」をそのまま家庭用として売っています。
私はお店とのご縁がきっかけで、福島鰹さんの素晴らしいだしに出会うことができました。この記事を縁として、本物のだしの味に出会ってもらえたら嬉しいです。

取材日時 2024年12月
※本記事内で使用されている人物画像は、インタビュー対象者様ご本人のものではなく、イメージとしてフリー素材を使用しております。ご了承ください。
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- 時間:30分〜60分程度
- 内容:だしを使ったお料理に関すること全般
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